ダメダメワーママさだや

30代ワーママの雑記ブログです。ワーママ生活・漫画・甘いものについて書いています。

移動性精巣(停留睾丸)で手術した話2

長男には手術歴があります。

 

移動性精巣という症状で(遊走精巣とも)、睾丸が袋に収まっていませんでした。3歳の時に手術をして、5歳の現在は改善され普通の生活をしています。

 

3回に分けて病状発覚から手術・現在までの流れを書いています。数年前のことなので細かい経緯や先生の一言一句まで覚えていないことを事前にお詫びします。

 

前回の記事はこちら

 

思ったよりあっさりしていた手術宣告の続きのお話です。

 

 

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手術への不安

色々な考えが浮かぶうちに先生のほうから

「手術でいいですよね?」と確認がはいります。

 

聞くなら今しかないと思い、これまで収集した情報をもとに質問しました。

 

  • 全身麻酔のリスクについて
  • 不妊の原因になる可能性
  • 精巣ガンになる可能性

 

先生からの回答は

「手術にはもちろんリスクがあります。必要と思えば手術に踏み切ります。

ネットにはいろんな症例があります。ですがネットの情報ばかり気にしてはいけません。

今回は私が実際に息子さんをみて手術と判断しているのだから手術ではいけないか?」

でした。

 

非常に的確な回答です。そうですかとしか言えませんでした。

 

当時は落ち込みと前向きの無限ループだったので、

 

【手術不安ですよね、でも大丈夫です。麻酔科医も専門で呼びますから体制は万全でリスクは最小限に抑えてます。色々情報収集されているんですね。将来のリスクは定期的な検診でカバーしましょう】

 

的な回答を望んでいたのですが、微妙に、違う答えが返ってきました。

 

当時は共感してもらいたかったというか寄り添って欲しかったというか…そんな考えがあったと思います。甘えた考えでいまとなっては恥ずかしいですが当時の精一杯でした。

 

淡々とする先生を見ていると、お任せしちゃえ!と思えてきました。そもそも大人の判断で手術しちゃうことになるし…(まだ3歳なので当たり前なのですが)

 

手術を承諾した後は手術方法について説明詳しく説明してもらえました。

 

  • 鼠蹊部にメスを入れる
  • 精巣が繋がっている腺をスジから外す
  • 陰嚢に物理的に固定

 

というのが手術の流れだそうです。手術時間は1時間ほど。

 

ヒョエエエ痛そう!ゾッとする!と夫は言っていました。私にはないので痛そうだとかよくわからないですが…

 

全体の話を聞いて了承し診察は終了、この日はこの後看護婦さんから

 

  1. 手術前検診
  2. 入院スケジュール
  3. 用意するもの
  4. 病院の設備

 

などについて説明を受けました。

入院の一週間前に事前検診を行うこと、入院は手術前後を含め三泊四日、パジャマや洗面用具など入院グッズなどの用意についてご説明いただきました。

 

入院準備

手術の意向が決定してから手術までは一か月だったので慌ただしく準備をしました。

 

今回息子が入院する病院は、妊婦の時に自分が入院していた病院だったので勝手は知っていました。ただ一点、子の入院に関し親へのフォローはナシという点だけが自分の入院とは違うところでした。

そしてその一点に苦しめられることなるとは…

 

病院からのリストに従い、服、下着、タオル、おもちゃなどを荷造りしました。

 

手術前検診

 入院の一週間前に検診してもらいます。病状には異状なく、手術の最終GOが下ります。

 

そこから一週間のうちに風邪をひいたらリスケなので、そこから一週間はいつも以上に手厚く体調管理に気を付けました。リスケしたら年末年始をまたいでになるかわからない…という思いがあり、この一週間はとても緊張しました。

 

一週間後、入院となりました。

入院の前半は夫が同行・後半は私が同行したので、最初の付き添いは夫でした。息子をぎゅっと抱きしめ送り出しました。

 

手術当日

 前日入院してからは平和に過ごし、手術当日の朝を迎えました。

その日は同じ手術が3件入っており、一番月齢の低い息子が一番最初に手術となりました。手術開始は朝9時

 

服を脱いで横になり(全身にタオルケットがかけられていた)、麻酔が始まりました。「1から10まで数えようね」と看護婦さんと数えていたのですが、10まで数えきることなくすぐに眠ってしまったそうです。そこから手術室まで運ばれ、手術開始。夫も入れないため、手術室の入り口で待つしかなかったとのことです。

 

およそ20分後、手術終了。手術は無事成功、息子は病室に戻ってきました。そこから数時間眠りっぱなしでしたが、夕方に目を覚ましたそうです。手術完了の連絡で一度ほっとしましたが、目が覚めた連絡はそれ以上にホッとしました。無事に終わってよかったと心から思いました。

 

手術の詳細

息子がこう丸が両方とも上に上がっていたため、左右両方とも手術しました。手術は、こう丸がつながっている管を筋から離し、陰嚢に留める(医療用のホチキスみたいなもので固定)するというものでした。

傷は左右の鼠径部に8センチくらいのものが入ります。手術直後はかなりいたそうでしたが、3年経った現在は薄く跡が残るだけとなっています。

子どもの回復力すごい。

 

24時間看護

そしてここから地獄の24時間看護が始まります。

 

小児科では入院時に親が付き添うことを求められる病院があり、今回入院した病院は、24時間付き添いで看護することが必要なところでした。

ところが、病室には子ども用のベッド(柵付きのシングルベッドくらいのサイズ)しかなく親は同じベッドで添い寝をするしかないとのこと。また、子どもは術後なのでお風呂に入れないのですが、親がシャワーを浴びる場所もないとのこと。基本は24時間看護なので、一時的に銭湯に行ってお風呂に入るという選択肢もNGでした。(トイレなど、一瞬看護師さんにみてもらうのはありですがお風呂に入りに行くのはNGとのこと)

キビシー

(実際には、術後で息子は普段の数倍べったりだったので一人でお風呂に行く余裕などはありませんでしたが…)

 

もちろん親の食事もなし、カロリーメイトやパンおにぎりを持ち込んで食べていました。飲み物は自販機で調達します。

 

そんな環境で、手術後の子どもに付き添うことになります。

どこかしらない場所で、何かわからないが体が痛い、頭がぼーっとする、母がいない、病室に閉じこもっていないといけないという状況での24時間看護です。(正確には一日半)

キビシー

 

前半二泊は夫、後半一泊は私が見ましたが、手術初日の夜はかなり機嫌が悪かったそうです。手術跡もみていて心が痛むし、傷があるので動くと痛いしでとてもかわいそうだったとのことです。そりゃそうだ…かわいそう

当時3歳半だった息子ですが一時的に赤ちゃん返りのようになっていたと思います。そりゃそうだ…

 

私は、次男が生後三か月だったため病棟に連れて入ることができず、息子のお見舞いに行くこともできませんでした。息子と夫の大変そうな様子は伝わってきましたが、電話もできず、ときたま様子をラインしてもらうくらいしかできませんでした。はがゆい

 

手術翌日・翌々日

手術後は病室で本を読んだり動画をみたりして過ごしました。当然、病室からは出ることができないので室内での時間つぶしをいくつかもっていきました。

 

手術翌々日に夫と私が交代、次男を連れ病院に行き、待合室でバトンタッチしました。そのまま夫と次男は自宅へ、私は病室で息子と合流しました。(病院に事情を話し5分ほど長男を見ていてもらいました)

 

手術から丸一日以上経っていることもありわりと平気そうな息子。意外と拍子抜けな私。一安心でうるっとしました。

 

手術後の山場は当日夜と翌日でした。←すべて夫が対応、つらいところばかりお願いしてしまってごめん

 

 

次回に続く