貞子の日々奮闘記録

育児・食べ物・漫画ついて書いています。

話がかみ合わない…をなくしたい!ワーママの「聞く力」磨き

久々に職場復帰したらメンバーと話がかみ合わない……

育休明け、簡単な仕事ですら理解できなくなってて凹む……

ワーママあるあるだと思うのは私だけでしょうか。

保活終了!職場復帰!と意気込んで帰ってきたら「あれ?次どこまでやるんだっけ?」「時間がないのに手戻りきたよ。保育園お迎えどうしよう!」となる悲劇

一年ほど社会生活から乖離した状態から急遽社会人に戻るのはなかなか大変です。

  • 30過ぎたけど仕事に自信がない
  • 周りとかみあっていない気がする
  • 人の話をきちんと聞けるようになりたい

人の話をちゃんと聞く力を磨くことができればいいと思いませんか?

そんな記事が日経プレジデントに掲載されていたのでご紹介します。 解決の糸口になれば幸いです。

2018.6.18号 どんどん話が弾む「聞く力」入門

  • AI時代になぜ「聞き取る力」「読み取る力」が大事なのか?
  • 池上さんも有働さんも学んだNHKアナウンサー 傾聴力レッスン
  • 熱血指導の闘将・星野監督になぜ人はついていったか

全体を通して「聞く力」について学ぶ特集でした。上記の3つの記事が印象深かったのでご紹介します。

AI時代になぜ「聞き取る力」「読み取る力」が大事なのか?

東大生、と聞くとすんごく頭のよいイメージを持ちます。

Aさん「あの…カクカクシカジカ…という悩みがありまして」

東大生「フムフム、それは…解決策にマーベラスAというものがありますよ。理論的にはインポッシブルBでも解決しますが、Aさんの状況だとマーベラスAをおすすめします。理由は…」

超絶賢い雲の上の人、超絶的確な回答しか言わないような、とことんクレバーなイメージです。 理系の人でも文系トップクラス並みのコミュニケーション能力持ってる的なイメージ。

BBAが使う「クレバー」という言葉自体がもはやバカそうで悲しい。BBAだから気にしないけど。

この記事では「AI vs 教科書が読めない子どもたち」というタイトルで記事が書かれていました。 著者の新井さんですが、一橋の法学部卒からの東大博士(数学)というミラクルな経歴。

BBAの語録でいうとまさに「超絶賢いクレバーな人」です。

そんな彼女が指摘するのが、教科書の読めない大人 です。 中学生でも理解できる文章を理解できない大人が増えていることに警鐘を鳴らします。

新しい知識をぼんやりとしか理解できないタイプの人間は、新しいテクノロジーが会社に入ってくることに関して怖さや違和感を持ちます。(略)非定型な処理や例外業務にも対応できません。しかし、従来の業務フローにこだわるので企業の生産性はどんどん下がります。(日経プレジデント2018.6.18 特集記事より引用)

ドキーーー!

いるよね、こういう人。そして自分もそうなっていないかとても不安です。 頭が良くないことはわかっていますが、周りの邪魔になるのだけは避けたいな…と思います。怖いよー

また、新井さんは若者の行動範囲が狭いこと・リアルを体験していないことも問題視しています。

新井さんが学生に「その商品は、どんな人が、何人くらい、いくらで買うの?」と質問すると 「え!?これってすごく難しいんですよ!」と答える学生がいたそうです。

なんと……

自分のニーズでしか物事を考えないことがこういった現象の理由だと新井さんはおっしゃっています。

渇望の中で工夫をし、リアルな体験に基づいた「読み取る力」があるか「聞き取る力」があるかで、仕事の成果は大きく左右されます。とのことです。

力がない人は早めに自覚して、身近な問題解決から人間力を磨きましょう と〆ていました。

ひさびさに社会に出ると、本当に人の話が右から左に流れていって怖い。怖いよー 意識して意識してやっと人並みに聞けるようになります。

ロジカルな話や技術に寄った話なんて、もう、ちょっと、5年くらいは無理なんじゃないか みたいな。 そんな感覚になります。

とはいえ会社はリハビリ期間はくれませんので自分で頑張るしかないのですが。本当に恐ろしい。

記事の中で「頭がいいか悪いかなんて関係ありません。」と言い切ってくださったので、人間力を磨けばちょっとは何かがマシになるのでしょうか。

切実に、人間力の磨き方を教えていただきたいです。

池上さんも有働さんも学んだNHKアナウンサー傾聴力レッスン

アナウンサーといえば話すことが第一の仕事と捉えられがちですが、傾聴も大きな仕事だそうです。 「聞く」「話す」は「読む」より難しいそうで、うまく会話を回していく中にはいくつものポイントがあるそうです。

詳しくはぜひ記事を読んでいただきたいのですが、

「なるほど」

「へぇー」

「ええっ!」

それぞれのあいづちに自分の興味度合いの違いや理解の違いがあるそうです。

へぇー!

意識してインタビューや対談を聞いてみると確かにそうかもしれないと思いました。 実に奥深いです。

熱血指導の闘将・星野監督になぜ人はついていったか

元野球選手の宮本慎也さんが語る星野監督の聞く力についての記事でした。

星野監督といえば熱血指導!かなり厳しい中、選手とどんなコミュニケーションをとってきたか、宮本さんの視線で書かれています。

「気づいたことがあったら何でも言ってほしい。俺らには五輪の経験がないが、おまえらにはあるんだから」

星野監督からこう言われたらどうしますか?選手のみなさんは

「言えねぇえええ!」

と思ったそうです。まぁ、たしかに、言えませんね。

すると星野監督が「わしら、こう見えても聞く耳はあるんやぞ」とニヤっとしたそうです。

後々聞いてみると、人が何か耳に入れてくれたら、たとえ最初から知っている情報でも「それ知ってる」と言わず「そうか、ありがとう」と言うようにしていたそうです。

いいエピソード!こんな上司と仕事したい!と思いました。

星野監督が実践していることはシンプルですよね。人の話を肯定的に聞く。(たとえ既知の情報であっても)

人の話を丁寧にきくこと 実践して信頼を重ねたいと思いました。◀︎そしたら新井さんのいう人間力も向上できるのではないか説

まとめ

ビジネスマンを対象にしている雑誌なだけあってプレジデント読むとやる気が出てきます。ためになる特集でした。星野さんの人の話の聞き方をぜひ真似したいと思いました。

社会では多くの人と関わることがあるので、相手が何を言いたいのか汲み取ろうとすることが大切だと感じました。

ちゃんと聞く→ちゃんと話す→ちゃんと返事が来る→ちゃんと聞く→… のループ

この「ちゃんと」の部分は個人の力によるものですが、復職したての頃は様々なことにいっぱいいっぱいでこの力を使うことが以前より下手になっていると感じます。

星野さんのように丁寧に人と関わることで聞く力を磨けたらいいなと思いました。

他にも、「平等なえこひいき」でそれぞれのお子さんと向き合ったお父さんの話など、多くの読み応えのある記事が掲載されていました。

詳細が気になる方は図書館やAmazonで探してみてくださいー

PRESIDENT (プレジデント) 2018年6/18号(「聞く力」入門)

PRESIDENT (プレジデント) 2018年6/18号(「聞く力」入門)