貞子の日々奮闘記録

育児・食べ物・漫画ついて書いています。

共働きの家計管理について

結婚して8年になります。はやい。
次男が生まれて数年たち、やっと家計が落ち着いてきたので我が家の家計の歴史を振り返ってご紹介したいと思います。


前提として、我が家では家計管理は全て夫にお任せしています。
レシートの入力も、子どもたちのおやつ代も、レジャー費の精算も、クレジットカードの精算も、クリーニング代の処理も含めて全て夫に対応をお願いしています。私は都度必要な時に使うだけです。

最初は別々の口座管理でしたが、徐々に一緒になっていき現在に至ります。この記事では家計管理の変遷について、我が家の体験談を伝えられればと思っています。

夫に家事を手伝ってほしい人
家計管理が苦手な人
に読んでいただければと思います。

家計管理の変遷

結婚後

結婚当初からいままで夫婦二人共会社員です。途中私が産休育休をとったくらいで他は二人共働いてきました。

私は、両親が共働きだったため寿退社という考えはなく、結婚後もそのまま働いていました。当時、給与はそれぞれの管理で、毎月一定の金額を共同口座(夫の名義の口座)に入れて各種支払いをしていました。ボーナスの使い道は特になく欲しいものがあれば購入していました。
そのため、それぞれ少額は貯金できていましたが、気が緩むと使ってしまうことがあり本腰を入れた貯金はできていませんでした。

当時は家賃の安い賃貸に住み、生活費をおさえて暮らしていました。

妊娠出産

結婚後数年たち、第一子を妊娠しました。が、妊娠直後から体調を崩し、法定の産休よりもかなり早めにお休みに入りました。初めて我が家が一人馬力の家計となりました。
家賃の安い家だったので赤字になることもなく慎ましく暮らしていましたが、あまり貯金もありませんでした。
そこで一念発起して共同の家計管理を開始、家計簿をつけて管理することになりました。

問題発生

ところが、私はお小遣い帳・家計簿をつけるのがかなり苦手で、最低限つけることさえままなりませんでした。仕事であれば帳簿をつけたり伝票をつけたりすることはできるのですが、プライベートだと気が緩んで使った金額・内容を思い出すことができずにいました。
超どんぶり勘定型人間だったのです。(特に少額のものがわからなくなり、用途不明金が大量発生)


そこで見かねた夫が管理を代わってくれることになりました。几帳面な性格の夫は自作のエクセルで管理をし、都度報告をしてくれるように。外出の際使用したお金のメモ・レシートの入力・各種支払いの対応といった細かなこともすべて一人で管理してくれるようになりました。それから現在まで夫が家計管理をすべてやっています。

すごく助かる(^o^)ヨッ!大蔵大臣!



家計管理の現状について

子どもが生まれてからの我が家の家計管理方法について、夫のやり方をご紹介します。

  1. お金を使った内容のメモやレシートをとっておく
  2. 半月に一度ほどエクセルに入力(簡単なエクセル)
  3. 不明な金額があったら妻(BBA)に確認
  4. 使いすぎの場合は報告

シンプルです。ただ、エクセルへの入力項目が多いので、半月に一度30分くらい時間をかけ入力作業を行っているようです。



家計管理は全部自分でやらないとやる気が出ない。他人(BBA)がやってるのを手伝うのはできそうにない。1から10まで自分が管理できていないと気持ち悪い。


と夫が言っていました。かなり几帳面な発言ですが、そういう考え方をする男性は一定数いるのではと思います。


妻が家計管理を行っていて節約を口酸っぱく言われるけど何がどうダメなのかわからない。文句ばっかり言われると協力するのが嫌になる。という理由で家計管理や節約に協力をしない男性は多いです。が、逆に、全てを夫に依頼すると主体性が出てきて家計管理をする場合もあるのではと思います。



「ごめん、忙しくて本当に無理だから家計管理をやってもらえないかな?やり方はあなたに任せるから」といって丸投げするのもいいのではと思います。(もちろん私のようなどんぶり勘定タイプにお任せするのはおすすめできませんが)


自作のエクセルは、項目を好きに設定できるところがいいそうです。(その代わり入力がめんどくさい)

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家計推移


手軽に入力をしたい場合はクラウドの家計管理ソフトを使うと楽になると思います。スマホと連動するアプリなら家族間の共有も簡単にできます。




夫に家計管理を任せるメリットは2つあります。

  1. 自分の作業時間が減る
  2. 貯金・節約への意識付け

1.は明らかなメリットです。ちまちまちまちまレシートを入力していたのを夫が代行してくれるため助かります。我が家は夫はあまり家事をしてくれないのですが、家計管理は作業のタイミングを自分で決めることができるため自発的に管理をし続けています。


2.は思ってもみなかったメリットですが、夫が自発的に家計管理をしてくれるため、お金をもっと貯めたいと思うようになりました。他人が管理しているといまいちわからないままになりがちですが、貯金額を把握してくれるので節約の意識が身についたようです。ラッキー



現在の家計について

次男の育休後職場復帰して二年たち、現在の我が家はかなり家計が安定してきたと感じています。

理由の1つは私の給与が安定してきたことです。

復帰してすぐは4月から時短勤務のことが多いですが、1〜3月の給与はないため年間の給与額は通常働く場合より少ないです。税金は年度でなく年額の支給額ですよね?給与支給が安くなると、比例して税金も安くなり、家計の全体像を見通すには乖離が大きくなります。
復職して二年目以降は通年の給与額(ただし時短の場合は必要数控除)となるため平常時の給与として換算しやすくなります。

理由の2つ目は、目標を共有していることです。

○○歳までに××円貯めよう
△△円貯めたら■■に投資してみよう

こういったことを共有しています。共有といっても雑談と共に話し合うだけで、難しいことは言っていません。が、共有できればおのおの意識が働くので無駄遣いが減る傾向にあります。


家計管理のコツ

我が家の家計の見直し管理のコツは「家計簿をつけるのをすべてお任せする」というものです。

我が家の主人は細々したエクセル管理が得意です。が、妻が家計管理にあれこれしたり、勝手に入力されることは嫌いです。
そのため家計管理をお願いする場合にはすべて相手にお願いするようにしました。その結果、夫が自分から家計に興味をもってくれ、貯金も徐々に増えてきています。

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貯金推移

個人的な感想ですが、男性は仕事で数字を扱う場合が多く、エクセルも使うのがうまい人が多いと思います。そのため家計管理は夫にお願いしたほうがうまくいく家庭が多いのではないか?と思っています。BBAも会社員じゃないかというご指摘はなしでお願いします


家計管理から解放されると、日々の生活がぐっと楽になります。夫にしても家事を手伝えとうるさく言われることが減り、お互いにいい影響があるかもしれません。
夫のタイプに合わせた家計管理方法を提案してみてはいかがでしょうか?