ばんぺいゆのむき方をご紹介します。
はじめに
熊本県の名産品にばんぺいゆ(晩白柚)という柑橘があります。
冬に出回る大型のみかんで、大きいものはボウリング玉くらいあります。 すごく大きいので慣れないと皮をむくのも一苦労です。
私はこのばんぺいゆがとても好きで、毎年食べるのを楽しみにしています。 皮むきがわからずばんぺいゆを敬遠している人がいたら残念だと思ったので記録したいと思います。
昔から実家ではこのやり方でむいてるんですが、なかなか人に聞く機会もないので記録も兼ねています。
これだけが皮のむき方の正解ではないですが、わりと汎用的に使えます。
グレープフルーツ、メロゴールド、スウィーティなどにも応用できます。 外の皮が厚い柑橘に向いているやり方です。 せとかなど、皮の薄いものには向いてません!
むき方 さっそくはじめます!
用意するもの
まな板、包丁、容器(ひと玉で750ml容量タッパー2つ分)
やり方
- 上下を切る
- すじを入れる
- 手でむく
- 房を外す
1.上下を切る
まな板に乗せて切っていきます。めっちゃ大きい 一般的な三徳包丁と比べてこの大きさ!ダイナミック! 水で洗った後、切っていきたいと思います。 まずヘタのところ(上)を切っていきます。何度かに分けると切りすぎることがなくなります。
様子を見ながら徐々に切ります。ふさの端を少し切ってしまっても大丈夫! 薄くなってしまったばんぺいゆ
2.すじを入れる
全体にすじを入れます。 白い部分の半分くらいまで切り込みを入れます。 白い部分は手でも外せるので途中まで包丁を入れます。 一定間隔を空けてまた切り込みを入れます。(5-10センチくらい)
ぐるっと一周切り込みを入れます。
3.手でむく
ここは力技です。白いワタの部分に指をかけ、グッと押して黄色い皮をむきます。
皮が取れます。全体の皮を取ります。
4.房を外す
最後に房ごとに分けていきます。包丁で半分に切ります。(手で半分に割ってもよいですが、硬いです) 気をつけて房から外していきます。少しポロポロする品種もあります。種がかなりあります。
\ 完成 / タッパーに入れて保管します。 ひと房10cmくらい…ばんぺいゆは大きい!!
ばんぺいゆひとつでタッパーふたつ分くらいの実が取れます。多いです!
皮の量すごい多い! この皮は、白い部分含めて3-4回茹でてオレンジピールにしてもいいですし、マーマレードにも加工できます!
ばんぺいゆは実がサクサクしてます。酸味の少ない味で、ずっと食べられます。好みのわかれる味ですが私は大好きです!ぜひ一度食べてみてください!
さいごに
大きな柑橘の剥き方をご紹介しました。ばんぺいゆ意外にも文旦など大きなみかんを剥くときに使える方法です。 * ばんぺいゆ、本当においしいのでみかん好きの皆さんに広まってほしいなと思います。