次男の誕生日のためにキャラチョコを作ってみました。
インスタやFBなどでかわいいキャラチョコを作っている人を見て一念発起、初めてのキャラチョコ作りに挑戦しました。
今回は5歳の長男と一緒に作ってみました。
作りかたをまとめてあるサイトはたくさんあるのですが、皆さん本当に上手すぎて参考にならない!
初心者向けのキャラチョコの作り方あってもいいんじゃない?
ということでひとつよろしくお願いします。
ちょっと長いですがよろしくお願いします
キャラチョコを作ってみたいけれど何からはじめればいいかわからない人、失敗なく作ってみたい人の参考になればと思います。ぜひお子さんと一緒に挑戦してください。
必要な道具
まずは必要なグッズを買い出します。 100均とスーパーを巡って購入したものは以下のとおり。
チョコ類
必要な道具が多いように見えますが、大半がチョコレートです。それぞれの絵によって必要な色が異なりますので、それぞれ用意してください。
今回はアンパンマン(全身)を作るので、色は基本8色
* 茶色
* 白
* 黄色
* オレンジ
* 赤
* 肌色(オレンジ➕白)
* うす茶色(茶➕白)←なくてもいいと思うけど材料があるならわけたほうがきれい
* ピンク(赤➕白)
8色を作るために必要なチョコは以下のとおり。
* ホワイトチョコ✖️3 ←実際には2こしか使わなかったです
* チョコペン(白)
* チョコペン(茶色)←板チョコでも可、テンパリングとかできないのでペンで
* チョコペン(黄色)
* チョコペン(オレンジ)
後述しますが、赤があれば赤も購入されることをおすすめします。
その他類
また、今回シリコンカップも購入しました。中ぐらいのサイズ3個で100円でした。 溶かしたチョコを保温するために使います。
あと、下絵と、クリアファイル(新品)、除菌スプレー(クリアファイル除菌用)、マステ、つまようじ、お皿(タンブラーやスープジャーも便利)、お湯です。
下絵
今回は下絵をネットで探して拝借しました。家庭利用なので著作権の適用除外かな?と判断しました。 塗り絵を選んだので線が太くて描きやすかったです。A4用紙にいくつか絵をのせましたがいくつでも問題ありません。
印刷した紙をクリアファイルに挟みます。表裏はどっちでもいいです。はみ出ないようにマステで数カ所とめます。てきとーでおけです。
表裏をどうするか決め、描く方の表面を除菌スプレーでシュッシュ!
食品用のもので。
パストリーゼ使いました。
事前知識
チョコレートは水が苦手です。
チョコレートを溶かしている際に水が入ると、固まりません。
今回はシリコンカップにチョコを入れて溶かす時が一番水が入りやすいので、お気をつけください。
水が入ってしまったらこんな方法で別のお菓子にすることもできます。
樋口氏のチョコレートムースレシピ
第一作業:主線を描く
作業開始です。まずは主線用の茶色を溶かします。
マグカップにぬるいお湯を入れ、チョコペンを入れ温めます。(口は切りませんー)
そのあと、チョコペンの口を切って、シリコンカップに少量入れます。100円玉くらい広がればおけです。
お皿やカップにお湯を入れ、シリコンカップを浮かべます。お湯の温度は50℃くらい。
左:パターン① お皿利用 安定感はありますが、すぐ冷めて固まるのが難点です。冬にはオススメできません。
右:パターン②タンブラー利用 とにかく冷めないのがいいです。固まらないので作業がはかどりますが、子どもには高さがあるため向いていませんでした。
チョコレートは水が入ると使えなくなってしまうため、入らないよう気をつけます。
つまようじにつけながら下絵の線をなぞります。つまようじはキッチンペーパーで拭きながら使うと先が太くならないです。
下絵を黙々となぞること2時間
主線の完成です。
やったーできましたー 長い道のりだった
2時間
2時間よ
長男5歳作。太くて滲んでいるところが多いけど、いい出来!
クリアファイルごと冷蔵庫に入れて30分〜1時間、茶色のチョコを固めます
第二作業:色を乗せる
主線をなぞったところで1日目の作業は終了しました。実際にはここから翌日作業しました。
各色のチョコペンを溶かして色をのせる→冷蔵庫で冷すを繰り返します。
8色なので8回!!
細かい部分を塗るときは主線同様シリコンカップにチョコを出しますが、広い範囲であればチョコペンそのままで着色できました。
* 茶色:マント裏面
* 白:鼻と頬のハイライト
* 黄色:手足先、ベルト、マント留め
* オレンジ:頬
* 赤;服
* 肌色(オレンジ➕白);顔
* うす茶色(茶➕白):マント表面
* ピンク(赤➕白):口の中
以下は希望のチョコペン色がなかった場合の方法です。
食紅を使ったカラーチョコ
後悔が透けてる
食紅は水や油に溶かして利用しますが、チョコには水は厳禁のため、油で溶かします。今回はマヨネーズを使っています。出来上がりにマヨネーズ味がすることもないし扱いやすいしおすすめします。
つまようじの先より少し大きいくらいのマヨネーズに食紅を混ぜます。
とりあえず付属のスプーン一杯。
混ぜたものを溶かしたホワイトチョコと混ぜます。濃い目のピンクになったら赤チョコの完成。(赤ではなく濃い目のピンクです、前述のパターン②タンブラーで保温しているシリコンカップ内のチョコが冷えると赤になりました)
アンパンマンの鼻・服にのせていきます。意外と色が薄く感じるので厚くのせていきました。
ただ、私のやり方が悪かったのですが、出来上がりのアンパンマンは赤色の部分だけ端っこが分離?したような仕上がりになっていました。マヨネーズ作戦がためだったのか…… 原因は定かではありませんが、できれば赤のチョコペンをみつけて購入されることをおすすめします。
全ての色は一色塗るたびに冷蔵庫で冷やし固めます。
茶色の主線も作業中に柔らかくなっているだろうと思うので、そちらを冷す意味を含め、ちびちび冷蔵庫に入れます。
色は範囲が狭い方から塗っていくと効率が良さそうでした。
全ての色を塗って冷蔵庫で冷やしたあと、白いチョコペンで周りを縁どります。こんもり
アンパンマンは主線が太く上から別の色をのせてもあまり問題がありませんでしたが、主線が細い絵を描く場合は上からカラーチョコをのせる際は慎重に作業されてください。
クリアファイルの裏から見るとこんな感じです。あんまり見すぎると主線が曲がるのでほどほどにします。
背面からみて、塗り残しや色の薄いところがないかチェックします。
明るい色は色の薄いところが多かったので気をつけてチョコを足します。
最終作業:背面の補強
最後に背面をホワイトチョコで補強します。
白い縁取りにあわせ、全面にホワイトチョコをぬります。わりと大量です。2つのアンパンマンを作るのに1.5〜2枚のホワイトチョコを使いました。70gくらい??
カロリーとか気にせずぬりたくっていきます。
気になる人は平らにならしてもいいですが、それをやりすぎると反対側の色が混ざることもあるようでしたのでのばさないことにしました。軽くさわる程度に‥‥‥
冷蔵庫で冷やしてできあがりです!!!!
完成品
いいじゃなーい!長男とてもうまくできました。やなせ先生の絵に近いのは長男のかもしれない。
ケーキは当然市販品です。とてもとても美味しいケーキでした。
キャラチョコのせるだけで特別感が出るのでいいですね。
パティシエのデコを崩してしまって申し訳ない気持ちが半分、満足感が半分。
感想
なによりも一番伝えたいことは時間がかかるということです。とりあえず時間消費はんぱない。プリキュアとかどう考えても無理!
チョコを溶かし固めただけですが製作時間は5時間かかりました。子どものお昼寝の隙間に作り上げるのは難しいです。
チョコが出来上がってから食べるまでの日数は5日をめどにし、誕生日の何日か前に作っておきました。
よかったこと
長男と一緒に作ることができたのがよかったです。興味を持ってくれたことが嬉しかったです。
元々は私一人で作る予定でしたが、自分から作りたいと言ってくれました。
製作途中も(ときどき飽きながら)自分で作業してくれました。
そんな彼が完全に一人で作ったアンパンマンチョコがこちら。こちらは小さいものですが、2時間ほど頑張っていました。集中力がすごすぎる
感動
ざんねんだったこと
次男(アンパンマン好きの主役)が一口しか食べなかったこと。笑
アンパンマンだ!と喜んでくれたのですが、一口食べて残りは全て私にくれました。
そもそもケーキもフルーツと生クリームしか食べなかった次男。ブルーベリーがおいしいと喜んでおりました。
ブルーベリー > キャラチョコ
悲喜こもごもありましたが、結果的には、作ってみて良かったと感じます。
キャラチョコ作りにチャレンジしてみたい方、時間はかかりますが楽しいのでぜひやってみてください。
長男も自作のキャラチョコくれました。
2つのアンパンマンは全て母が食べるという結末に‥‥よめてたオチです。